民法

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<民法>相殺 差押の判例

今回も民法の「相殺」について判例を中心に見ていきたいと思います⁡◆反対債権(自働債権)が差押の当時、未だ弁済期が到来していないケース【最判昭39年12月23日】⁡この判例の結論は「反対債権(自働債権)の弁済期が被差押債権の弁済期より"後"...
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<民法>相殺 要件と効力

今回は民法の「相殺」について確認していきます⁡⁡◆相殺→債権者が、自己の債権と同種の債務を債務者に対して負っている場合に、その債権と債務を消滅させること【民505条】⁡ここで用語を確認しておきます⁡相殺する場合において、相殺「する」側の有...
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<民法>代物弁済

今回は民法の「代物弁済」について確認していきます⁡⁡◆代物弁済→別の給付によって、本来の債務を消滅させるもの【民法482条】⁡例えば100万円を借りていたが、同価値のダイヤモンドで弁済するなどこれには、債権者の同意が必要となります⁡⁡◆代...
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<民法>供託 どこで誰が何を

今回も民法の「供託」について確認していきます⁡◆供託できる者=当事者または、第三者⁡◆供託できる場所=債務の履行地【民495条】⁡供託所について法令に特別の定めがない場合には、弁済者の請求により「裁判所」が供託所の指定及び、供託物の保管者...
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<民法>供託の要件

今回は民法の「供託」について確認していきます⁡⁡◆供託→債務者が弁済の提供をしたいのにできない、また債権者が誰だかわからないなどの場合では債務者の債務は消滅させることができないことになってしまいますそこで債務者を保護するために「供託所」と...
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<民法>弁済による代位

今回は民法の「弁済による代位」について確認していきます⁡債務者ではない第三者が弁済をした場合は、その第三者は債務者に対して求償権を得ることになります⁡そして代位をした第三者は、その求償権の範囲において債権の効力及び担保としてその債務者が有...
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<民法>権限外の行為の表見代理

今回は民法の「権限外の行為の表見代理」について確認していきます⁡◆詐称代理人に対する弁済弁済者、相手方側の要件は善意無過失(民478条)で、詐称代理人に権限があると信ずべき正当な理由(民110条)が必要とし、真の債権者、本人側の要件、つま...
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<民法>債権の準占有者

今回は「債権の準占有者の関係」について確認していきます⁡⁡◆受領権者としての外観を有する者に対する弁済【民478条】→受領権者以外の者であって、取引上の社会通念に照らして受領権者としての外観を有する者に対してした弁済は、その弁済をした者が...
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<民法>弁済の当事者

今回は民法の「弁済」について確認していきます⁡⁡◆弁済の当事者は誰か?→弁済の当事者となるのは普通、「債務者」とされ、代理人や破産管財人も債務者とされます⁡問題となるのは「第三者」の場合です例えば、第三者が勝手に支払って、あとでそれを取り...
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<民法>弁済の充当

今回は民法の「弁済の充当」について確認していきます⁡◆弁済充当→債務者が弁済の提供をしても債務を消滅させるのに足りない場合に債権をどう消滅させるのかというものです⁡・合意【民490条】→弁済する者と、受領する者の間に弁済の受領の順序につい...
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