<憲法>国会の紛らわしい数字

憲法

今回は憲法の「国会」について紛らわしい数字を確認します
(下記より衆議院=衆、参議院=参、出席議員=出、総議員=総と表記します)

◆臨時会→いずれかの議院の総の4分の1以上
[憲53条]

◆議員の議席を失わせる→出の3分の2以上
[憲55条]

◆定足数→総の3分の1以上
[憲56条1項]

◆議事の表決数→出の過半数
[憲56条2項]

◆秘密会→出の3分の2以上
[憲57条1項]

◆表決の会議録への記載→出の5分の1以上
[憲57条3項]

◆議員の除名→出の3分の2以上
[憲58上2項]

◆衆の法律案の「再」議決→出の3分の2以上
[憲59条2項]


試験ではよく出席議員と総議員や、数字そのものを入れ替えてきたりします
そのため数字についてはしっかりと覚える必要があります
そのまま覚えることが出来る人はそれでいいのですが、自分はよく混乱していたので、自分の覚え方を紹介します(頭の中のイメージなので文章にするとわかりにくくなるかもしれませんが😅)

憲法での「総議員」は3つのみです
まずこれを頭に叩き込みます👊
・臨時会
・定足数
・憲法改正の発議[憲96条]

まずはこの「総議員は3つ」の「3」と、この3つのうちの2つが3分の◯の「3」をリンクさせて覚えます
仲間はずれの一つは臨時会になるのですが、臨時会はあまりいい言葉ではないのですが、「臨」の文字から「臨死」として、「死」を「4」とリンクさせて「臨4」、4分の1以上と覚えます
すると残りの2つが3分の◯なので、まずは定足数、これは「足」から王貞治さんの1本足打法というフレーズをリンクさせて、3分の「1」と覚えます
残りは憲法改正の発議ですが、これは言わなくても重要なのもとわかるので、最も加重される3分の2とわかります

これはあくまでも自分の覚え方のイメージなのでますます混乱してしまうと思われる方はスルーして下さい🙏

総議員の規定の3つをしっかりと覚えておくと、他の除名や、議席を失わせるのは重く、会議録への記載は軽いなどとその重要度合いからも数字を判断することもできるようになります💡

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