問題を「正文化」する

学習前の心構え

今回は具体的な問題の解き方をお話ししていきます。

まずは問題文を読み、妥当なものか、妥当ではないものなのかをしっかりと確認します。私は妥当なものには「妥当」を丸で囲み、妥当ではないものであれば「ではない」の下に波線を引いています。これは、ケアレスミスを防ぐためと、後で見直すときに分かりやすくするためです。

過去問は1問につき、最低は3回は取り組みます。まず、初めて解く問題であればシャープペンなどで、自分がこれだと思った肢の番号に丸をつけます(1回目)
その際に必ずやることとして、「なぜ自分はその肢にしたのか」を問題の横にメモをしておくことです。「何となく」や「勘」でも構いません。出来ればその何となくの理由も付けておくとより良いです。

そうして一度問題を解いたら解答を見ます。ここで間違えていても全然大丈夫です👍むしろ、新しい知識が増えてラッキーと思います😊

次にやる作業が「正文化」です。これは解説を見ながら肢の一つ一つを正しい文に直していく作業です。

ストーリーの方に載せてみましたが、平成29年の問題5を例にすると…

肢1:内閣総理大臣は国会の同意を得て国務大臣を任命するが、その過半数は国会議員でなければならない。

これは、×肢なので正文化していきます。「国会の同意を得て」の部分を赤のペンで二重線で消し、その上に「同意は不要」と同じく赤いペンで書きます。
この作業をすると次からはその問題をまっさらな状態で解けないじゃないか、と思われる方はコピーしておくことをオススメします。

そして3回目は100均などで売っている暗記下敷き(赤いシートで、赤の文字が消せるやつです)を使いもう一度解いてみます。これで、過去問を3回やったことになります。あとは、正文化した文章をひたすら読み込みます。

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