民法

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<民法>債権の準占有者

今回は「債権の準占有者の関係」について確認していきます⁡⁡◆受領権者としての外観を有する者に対する弁済【民478条】→受領権者以外の者であって、取引上の社会通念に照らして受領権者としての外観を有する者に対してした弁済は、その弁済をした者が...
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<民法>弁済の当事者

今回は民法の「弁済」について確認していきます⁡⁡◆弁済の当事者は誰か?→弁済の当事者となるのは普通、「債務者」とされ、代理人や破産管財人も債務者とされます⁡問題となるのは「第三者」の場合です例えば、第三者が勝手に支払って、あとでそれを取り...
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<民法>弁済の充当

今回は民法の「弁済の充当」について確認していきます⁡◆弁済充当→債務者が弁済の提供をしても債務を消滅させるのに足りない場合に債権をどう消滅させるのかというものです⁡・合意【民490条】→弁済する者と、受領する者の間に弁済の受領の順序につい...
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<民法>弁済の提供

今回は民法の「弁済の提供」について確認していきます⁡◆弁済の提供⁡・現実の提供【民493条】→債務者が弁済のために債務の本旨に従って、なし得べき一切の行為を完了すること⁡⁡◆口頭の提供【同条但書】→債権者の受領の拒絶の場合、債権者の行為を...
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<民法>受領遅滞の効果

今回は民法の「受領遅滞」について確認していきます⁡「受領遅滞」については、「法定責任説」と「債務不履行説」で"帰責事由"について必要なのか不要なのかや、受領遅滞の効果として認められるのかが分かれてきます⁡少し細かくなりますが一つずつ確認し...
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<民法>弁済

今回は民法の「弁済」について確認していきます⁡契約から生じた債務は、債権者がその債権の内容に満足することで消滅するのが望ましいといえます⁡その望ましい債権の消滅の典型が「弁済」です⁡◆弁済→債務者が債務たる給付を実現しうる行為をし、それに...
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<民法>利息債権

今回は民法の「利息債権」について確認していきます⁡◆利息債権・基本権たる利息債権は近年改正が行われ、2020年4月から法定利率は3%となりました【民404条2項】⁡これは、「利息を付けて返す」という契約で100万円を1年間借りたら3万円の...
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<民法>金銭債権

今回は民法の「金銭債権」について確認していきます⁡◆金銭債権→債権の目的物が金銭であるときは、債務者はその選択に従い各種の通貨で弁済をすることができる但し、特定の種類の通貨の給付を債権の目的としたときはこの限りではない【民402条1項】⁡...
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<民法>特定物の効果

今回も民法の「種類債権」の続きです前回は特定の3要件をみていきましたが、今回はその効果を確認します⁡⁡◆特定物の効果・善管注意義務の発生⁡・目的物が滅失したときの引渡し債務を免れる⁡・特定後、帰責事由がないと債務の引渡債務はなくなる="危...
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<民法>「特定」の3要件

今回も民法の「種類債権」の続きです⁡前回は不特定物債権は特定をすると、ある物が具体的な目的物となることを見ていきました(民401条2項)⁡では、その「特定」はどのようなことをしたら「特定された」ことになるのかを確認していきます⁡⁡◆「特定...
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