民法

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<民法>債権と請求権

今回は民法の「債権と請求権」について確認していきたいと思います⁡◆請求権→ドイツにおける定義では「他人に対して作為または不作為を要求する権利」とされますが、日本では...⁡A説「請求権とは、実体法上の権利について裁判との関係で捉えたもので...
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<民法>物件と債権の差異

今回は民法の「債権と物権の差異」について確認していきます⁡⁡◆排他性の有無「物権」=同一内容の物権は存在しない、排他的⁡「債権」=給付をするしないは債権者の意思、同一内容の債権も存在しうる(必ずしも同じとはいえない)⁡⁡◆物権の対物性と、...
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<民法>債権の定義

今回は民法の「債権の定義」を確認していきたいと思います⁡初めに「旧民法典の成り立ち」をみてみたいと思いますこの辺は民法では出ないと思いますが基礎法学的な知識として知っておきたいです⁡◆旧民法典の成り立ちフランス、ドイツの民法に影響を受け、...
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<民法>質権の設定と代理占有の禁止

今回は民法の「質権の設定」について確認します📝⁡⁡◆質権の設定【民344条】→債権者にその目的物を引渡すことによってその効力を生じる⁡質権は債権の担保として、質権設定者(物を預ける側)が、質権者(物を預かる側)に物を占有さ...
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<民法>即時取得の要件

今回は民法の「即時取得」について確認します⁡⁡◆即時取得【民192条】→取引の安全を考えて、動産の占有の公信力を認め、権利を取得するもの⁡即時取得は動産を占有している無権利者を真の権利者と過失なく信じて取引をした者に、その動産の所有権を取...
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<民法>占有権の譲渡

今回は民法の「占有権の譲渡」について確認します⁡占有権の譲渡にはいくつか種類があるのでそれぞれ見ていきます⁡⁡◆現実の引渡【民182条1項】→これは一般的な占有権の譲渡の方法で、言葉の通りに実際に物を引渡すものです家などの不動産はそこの鍵...
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<民法>詐害行為取消権の要件と詐害行為取消時

今回も民法の「詐害行為取消権」について確認します。詐害行為取消権の要件の④からです⁡⁡◆債務者が詐害行為の時、取消権者を害することを知ったしたこと→債務者が当該行為により、債権者へ債権を返済することが難しくなると認識していること⁡ここの注...
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<民法>詐害行為取消権の対象と例外

今回も民法の「詐害行為取消権」について確認します⁡まず、どのような行為が詐害行為になるのか、ならないのかについてみていきます⁡◆相当の対価を得てした財産処分行為→これは、債務者が対価を得ている為、債権者の資産は減っていないので原則として詐...
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<民法>詐害行為取消権の行使と効果

今回は民法の「詐害行為取消権」について確認します⁡◆詐害行為取消権→債務者が債権者を害することを知りながら、有している財産を減少させる行為をした場合に、債権者が裁判所にその行為の取消を請求できる権利のこと但し→善意の第三者には行使できない...
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<民法>債務不履行による損害賠償

今回は民法の「債務不履行」について確認します⁡まず、債権について改めて確認します⁡「債権」とは...債権者が債務者に対して、特定の行為(給付)を請求する権利のこと→物件と異なり排他性がないもので、同一の内容の債権が同時に存在することもでき...
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