民法

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<民法>同時履行の抗弁権

今回は民法の「同時履行の抗弁権」について確認していきます⁡まずは、双務契約についてみていきます⁡◆双務契約における牽連関係①成立上の牽連関係→一方の債務が原始的不能になったら、他方の債務も無効な契約で成立しない⁡②履行上の牽連関係→同じ理...
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<民法>更改・免除・混合

今回は民法の「更改、免除、混合」について確認していきます⁡◆更改→債務の要素が、債権者、債務者、債務内容を変更する契約をしたときは、その債務は更改によって消滅する【民513条】⁡更改の要件は、債務の要素変更を加えること、契約が有効であるこ...
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<民法>不法行為による損害賠償請求権

今回は民法の「相殺」について確認していきます⁡例えば、AがBから損害を受けた場合において、AはBに対してその損害の賠償請求権を有することになります⁡この時にBがAに対して賃金債権を有していた場合にどうなるのかという問題です⁡⁡◆不法行為に...
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<民法>相殺 差押の判例

今回も民法の「相殺」について判例を中心に見ていきたいと思います⁡◆反対債権(自働債権)が差押の当時、未だ弁済期が到来していないケース【最判昭39年12月23日】⁡この判例の結論は「反対債権(自働債権)の弁済期が被差押債権の弁済期より"後"...
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<民法>相殺 要件と効力

今回は民法の「相殺」について確認していきます⁡⁡◆相殺→債権者が、自己の債権と同種の債務を債務者に対して負っている場合に、その債権と債務を消滅させること【民505条】⁡ここで用語を確認しておきます⁡相殺する場合において、相殺「する」側の有...
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<民法>代物弁済

今回は民法の「代物弁済」について確認していきます⁡⁡◆代物弁済→別の給付によって、本来の債務を消滅させるもの【民法482条】⁡例えば100万円を借りていたが、同価値のダイヤモンドで弁済するなどこれには、債権者の同意が必要となります⁡⁡◆代...
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<民法>供託 どこで誰が何を

今回も民法の「供託」について確認していきます⁡◆供託できる者=当事者または、第三者⁡◆供託できる場所=債務の履行地【民495条】⁡供託所について法令に特別の定めがない場合には、弁済者の請求により「裁判所」が供託所の指定及び、供託物の保管者...
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<民法>供託の要件

今回は民法の「供託」について確認していきます⁡⁡◆供託→債務者が弁済の提供をしたいのにできない、また債権者が誰だかわからないなどの場合では債務者の債務は消滅させることができないことになってしまいますそこで債務者を保護するために「供託所」と...
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<民法>弁済による代位

今回は民法の「弁済による代位」について確認していきます⁡債務者ではない第三者が弁済をした場合は、その第三者は債務者に対して求償権を得ることになります⁡そして代位をした第三者は、その求償権の範囲において債権の効力及び担保としてその債務者が有...
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<民法>権限外の行為の表見代理

今回は民法の「権限外の行為の表見代理」について確認していきます⁡◆詐称代理人に対する弁済弁済者、相手方側の要件は善意無過失(民478条)で、詐称代理人に権限があると信ずべき正当な理由(民110条)が必要とし、真の債権者、本人側の要件、つま...
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