自分語りの第三段、大学編です。
当初は自分も大学生になって、みんなと遊びたいという気持ちがありました。しかし、あろう事か?「遊び」よりも、「勉強」に面白味を感じることになります。
親が何とか入学させてくれた高校をすぐに退学してしまったため、当然大学にかかるお金などは一切出してくれるハズがありません。
幸い働いていた時の貯金が少しあったので入学金の足しにして、学費は長いローンを組むことになりました。
長い間、学校という所から離れていたため、シラバスやレジュメなど全く未知の言葉を見聞きしたりと全てが新鮮でした。何だかカッコいいからという理由で選んだ法学部でしたが、その「法律」に一番興味を持ちました。
入学して間もなく、学部で1人だけが選ばれる奨学生なるものがあると知ります。今でも覚えてますが、「え?勉強するだけでお金貰えるの??」と衝撃を受けました。そんな制度があることすら知らない人間でした。少しでもお金が欲しかったので申込しましたが、1年生の時は、自分の大検の成績と、ライバルは高校卒業時の成績での競争となり、大検ギリギリで合格した自分は当然選ばれませんでした。
そのことがさらに自分に火を付けます。
根っからの貧乏性である自分は、学費の元はとる!ということと、奨学生に選ばれたい!のダブルパワーで大学での勉強に熱中することになります。
その結果、2年目から卒業するまでの間、奨学生に選ばれることになり、ますます学ぶことの楽しみを感じるようになっていきました。
大学の近くに部屋を借り、近くのスーパーでアルバイトをしながらの大学時代は本当に充実した毎日で、それまで生きてきた中で一番に輝いていた時でもありました。
しかし、4年生になる頃には自分もちゃんと就職しなくてはという考えになり、まわりと同じく就職活動をし、普通に就職することになり、その後6年間普通の会社で普通に働く毎日となっていくのでした…
(自分語りは次で最終回の予定です)
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