今回は一般知識の「容器包装リサイクル法」について確認していきます
◆容器包装リサイクル法
→正しい名称は「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進などに関する法律」といいます
家庭から出されるゴミの6割が、食品の容器や包装の廃棄物されています(容積比)
容器包装リサイクル法は、そのゴミを資源として有効利用することによってゴミの減量化を図るための法律となっています
◆容器包装リサイクル法の目的
→容器包装廃棄物の再商品化を促進するための措置を講じることにより、一般廃棄物の減量及び、再生資源の利用を通じて廃棄物の適正な処理と資源の有効な利用の確保を図り、生活環境の保全や、国民経済の健全な発展に寄与すること
◆リサイクル義務が生じる容器包装
・ガラス製容器
・ペットボトル
・紙製容器包装
・プラスチック製容器包装
※アルミ缶、スチール缶、段ボール、紙パックは、当法における容器包装廃棄物となっていますが、市町村が分別収集した段階で有価物となるため、市町村の分別収集の対象にはなりますが、リサイクル義務の対象外となります
この法律は、事業者は再商品化を図り、消費者は分別排出、市町村は分別収集を行うなど、すべての人々がそれぞれの立場でリサイクルの役割を担うことを基本理念としています