2023-02

今回は民法の「弁済の充当」について確認していきます⁡◆弁済充当→債務者が弁済の提供をしても債務を消滅させるのに足りない場合に債権をどう消滅させるのかというものです⁡・合意【民490条】→弁済する者と、受領する者の間に弁済の受領の順序につい...

今回は民法の「弁済の提供」について確認していきます⁡◆弁済の提供⁡・現実の提供【民493条】→債務者が弁済のために債務の本旨に従って、なし得べき一切の行為を完了すること⁡⁡◆口頭の提供【同条但書】→債権者の受領の拒絶の場合、債権者の行為を...

今回は民法の「受領遅滞」について確認していきます⁡「受領遅滞」については、「法定責任説」と「債務不履行説」で"帰責事由"について必要なのか不要なのかや、受領遅滞の効果として認められるのかが分かれてきます⁡少し細かくなりますが一つずつ確認し...

今回は「成年後見制度充実の動き」についてお話しさせていただきます。⁡前回は、諸外国の成年後見制度の動向についてお話しさせていただきましたが、この成年後見制度充実の動きは、アジア地域でも同じようになっています。⁡韓国や台湾、中国そしてシンガ...

今回は地方自治法を過去問から確認していきます⁡【H18問24】⁡◆住民訴訟→住民監査前置主義を採る⁡「住民監査前置主義」とは、住民訴訟を提起するためには、まず住民監査請求をしなければできないとするものです⁡請求者が住民監査請求をし、監査ま...

今回は地方自治法を過去問から確認していきます⁡⁡【H18問23】◆直接請求として解職請求の対象となる者・知事、市町村長・選管委員・監査委員・公安委員⁡直接請求の対象外とされているのは、会計管理者や教育委の委員などです⁡⁡◆条例の制定、改廃...

今回は地方自治法を過去問から確認していきます⁡⁡【H18問21】⁡◆地方公共団体の事務の経費→原則その地方公共団体が負担するこれは、法定受託事務、自治事務に関わらずとなります⁡⁡◆地方公共団体が条例を制定→この「条例の制定」についても、法...

今回は「諸外国における成年後見制度の動向」についてお話しします。⁡⁡フランスにおいては、1968年に従来の制度を改正し、「後見」「保佐」「裁判所の保護」の制度として改めています。⁡オーストリアでは、1983年に民法を改正し、従来の制度から...

今回は行政法の「不服申立て」について確認していきます⁡⁡◆不服申立て→行政庁の決定に対し、取消や変更を求める申立に基づき、行政庁が審理、裁断する手続きのこと例えば、なぜ税金を支払うのか、また払い過ぎているのではないかといった場合などの国民...

今回は行政法の「行政庁に対しての不満ののべ方の制度」について確認していきます⁡⁡◆苦情処理→苦情や意見、不平、不満があれば直接役所の窓口に行って言うのが一般的です⁡・国レベルの苦情処理制度国レベルでは2つの省が苦情処理を担当しています⁡→...