<会社法>株式と権利

商法・会社法

今回は会社法の「株式と権利」について確認していきます


◆株式の意義
→「株式」とは、株式会社における社員(株主)の地位のこと

株主が会社に対して有している権利義務をみると、「義務」については株主となったときは出資義務は終えていることになります
つまり、株主は「権利」のみを有していることになります
この株主の権利を表した紙が株券です(平成21年より株券電子化が実施)


◆株主の権利
①自益権…会社から経済的利益を受ける権利
その中心となるのが、

・「利益配当請求権」→1株あたりいくらの利益を受けるのか

・「残余財産分配請求権」→会社の残っている財産の中から債権者へ返すが、まだ会社に財産が残っているときは出資してくれた株主へ分配するもの

その他にも、「新株引受権」や「株式買取請求権」があります


②共益権…会社の管理運営に参与する権利

・「株主総会における議決権」
→株主総会に出席して、その提案に賛成か反対かいえる権利

その他にも「株主総会議決取消権」や「取締役等の違法行為の差止請求権」があります

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