今回は成年後見制度の「手続面に関する留意点」についてお話しします
まず一番大事なことは、任意後見契約における信頼関係です。
それには、対象となるご本人様の利益を第一に考えていくことが重要になります。
次に、ご本人様の判断能力の確認です。
判断能力が「ない」のではなく「不十分」であることを踏まえ、全てを代理するのではなく、適切な判断が可能になるような働きかけが必要となります。
また、相談者(依頼者)との関係にも留意します。説明義務や、第三者の立会による重要事項の説明などが求められます。
最後に、後見人就任後に留意する点です。
・家庭裁判所との報告、連絡、相談などの連携
・財産管理の原則
・コスモス会員として業務管理委員会への報告
・任意後見監督人の選任の申立
これら手続面に関して留意し、ご本人様を保護、支援していくことが成年後見業務となります🍀
(※参照:一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター入会前研修テキスト)
＜成年後見制度＞手続き面での留意点
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