今回は、開業編の第4回目です🙌
前回は、自宅兼事務所とする場合の事務所の位置について、事務所の部屋となる場所までは居住空間を通らずに行けないとダメというお話しをしました
この点については、それぞれ多種多様な家の構造があると思います
自宅兼事務所として登録する際には、家の間取りと、事務所となる部屋の備品などの配置について申請しなければならないので、もし微妙な位置であったり、不明確な場合には各支部会の担当者のチェックが入ることになっているみたいです🔖
今回は、その条件をクリアしたとして事務所と認められる部屋とは?についてお話しします✋
(自宅兼事務所で登録とするケースです)
とはいっても、そんな厳格な規定はありません
おそらく皆様が持っている一般的な「事務所」というイメージのものであれば大丈夫です
具体的には、
・デスク
・パソコン、プリンター
・電話、FAX
・棚(書類や本を収納)
・鍵のかかるキャビネットなど
・金庫
・応接用の机と椅子
が備え付けてあればまず大丈夫だと思います
例えばパソコンやプリンターも、普段使用しているプライベートのものではなく、仕事用として別のものが望ましいですし、必置ではないみたいですが、金庫も備え付けておくと何かと安心です
また、お客様の個人情報などを預かることがあるので、鍵のかかるキャビネットなどは必須となっています🔑
また、これらに加えて行政書士法で決められている受任する際の「料金の一覧表」や、「行政書士登録証書」の掲示もしなければなりません
実際に自宅事務所で運営していく際には、インターネットやSNSで集客し、お客様との実際に会う打合せは外で行うということが大半だと思います
しかし、その場合であっても事務所として登録し公開しているのであれば、飛込みのお客様が絶対に来ないとは言い切れませんので、いつ誰が来ても対応できる状態にしておかなければなりません
以上の条件をクリアしていれば、たとえ隣の部屋との壁が薄く、家にいる家族にお客様とのやりとりの声が漏れてしまうとしても(もちろんその様な状態は望ましくはありませんが)、「壁」で区切られている部屋であれば登録はできます
(このへんの細かいことは、各支部会によってはダメと判断されるケースもありえます)
私も部屋を事務所に改装している時に、ネット上で自宅事務所を公開している先生方の事務所をいくつか拝見させて頂きました
ゴリゴリの「ザ・事務所」というものでなくても、例えば和室の味を生かした事務所や、来客用の椅子もこんなのでいいの?と思ってしまうところなどもありました笑
それらも含めて自宅兼事務所の魅力なのかなとも思います😊
是非、皆様の色を出した事務所を作り上げてみて欲しいです(もちろん「お客様第一」です笑