今回は、開業編の第7回目です🙌
前回は、「強み」についてお話ししました
今回はもう一歩踏み込んで、「誰に売るのか」について考えてみたいと思います
行政書士という仕事は、困っている人を助け、そしてその対価を得ることができるものです
では、具体的に「誰を」助けるのか?
そのターゲットとなる人は誰なのか、どこにいるのか?を考えなければいけません
それにはまず市場を調査する必要が出てきます
では、実際に私の例で見てみます
私の事務所の周辺地域についてどのような人がいるのか?
→お年を召した方が多く、子が独立していて夫婦または一人暮らしのお年寄りが多くいる
この人達がどんな悩みを持っているのか?
→自分(達)に病気などがあったときどうしたらよいのか、自分(達)が亡くなった時のことが心配(財産の管理)、施設に入るとして今の家をどうすればいいのか(空家問題)など
すると、行政書士としてできることは、任意後見、成年後見、家族信託、相続、遺言書の作成などが当てはまります
ターゲットが決まったら、次に周りにライバルはいるのかどうか、いるとしたらその競合はどんなサービスを提供しているのか、自分にしかできないサービスで差別化できないかなど、収益となりえるのかどうかを具体的にまとめていきます
もし近くに法人化している有名な事務所があるとするならば、そこと同じ土俵で戦おうなんて思わないのも重要です👆
個人事務所では、大手事務所には価格やスピードで競おうとしても逆にリスクとなってしまいます…
安く仕事を引き受け実際に業務を行っていくと、当初考えていた費用より多くかかってしまったり、仕事を急ぎすぎてミスをしてしまうなど、結局は自分を苦しめることにもなるし、何よりもお客様のためになりません
自分だからできることをアピールし、独自性を出していきます
するとお客様からは「この人だから頼みたい」と思っていただけるはずです
収益性を確認できたら、次はどう提供していくのか?を次回みていきたいと思います