今回は一般知識の「廃棄物処理法」について確認していきます
◆廃棄物処理法
→正しい名称は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」といいます
◆廃棄物処理法の目的
・廃棄物の排出抑制
・廃棄物の適正な処理
・廃棄物処理施設の設置許可
・廃棄物処理基準
となっています
このうち適正な処理とは、廃棄物の運搬、処分、再生についてのことです
◆廃棄物とは
→「ごみ、粗大ゴミ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体、その他の汚物または不要物であって固形状又は液体のもの」と定義されています
また「産業廃棄物」とは、事業活動から生じる廃棄物のうちの20種類を指し、それ以外の廃棄物を「一般廃棄物」としています
◆事業者の責任
①自ら処理または、処理業者への委託
②産業廃棄物管理表制度による排出事業者の最終処分
③多量排出事業者の処理計画の作成と、都道府県への届出
④廃棄物処理基準に従って行う焼却、他の法令による焼却、公益上や社会慣習上やむを得ないものとして政令で定める焼却を除き、廃棄物を焼却することを禁止し、罰則の対象とすること