今回も成年後見制度の日常生活支援の「食事」についてお話しさせていただきます。
◆施設で暮らすご本人様が食事を口から摂ることが困難になった場合
食事を口から摂ることが困難になることは、ご本人様の生存に関わる問題となります。
基本的には、ご家族やご親族の判断や同意のもとに選択された人口栄養法(胃ろう等の経管栄養、経静脈栄養など)に関する医療的ケアを考えることになりますが、ここで延命治療に関するご本人様の意思や費用などの問題について成年後見人等に意見を求められることがあります。
このようなケースでも、医師やケースワーカーなどと十分に協議をした上で慎重な判断を行い、 その上で医療契約を締結する必要があります🍀