今回は成年後見業務について「親族間での対立がある場合」のお話しをします
◆親族間の不和･対立がある場合
ご本人様の財産管理や身の上の看護を巡って、親族間での不和や対立があった場合には、一方が自ら後見人になることを企んで、後見申立てを検討するといった事例も耳にします。
そのようなケースでは、ご本人様の頭越しに話が進んでいる場合もありえます。
そのため、相談者の言動をそのまま鵜呑みすることなく、ご本人様の生活環境や心情を丁寧に確認する必要性があります。
相談者や他の親族の意向がどうであれ、成年後見申立てがご本人様を利すると考えられるのであれば、手続きを進めていくことになりますが、成年後見制度を利用によって、親族間の争いが悪化するといった可能性もありえることを心得ておきます🍀
(※参照:一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター入会前研修テキスト)
＜成年後見制度＞親族間での対立
成年後見制度
