今回は成年後見制度の「高齢者や障害者などへの姿勢」についてお話しさせていただきます
(※参照:一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター入会前研修テキスト)
◆高齢者や障害者への姿勢
まず、相手が高齢者、障害者であることを踏まえ、専門職として成年後見制度の理念をよく理解した上で、本人様の自己決定権を尊重し、制度の説明や、法律のことなどを、わかりやすい言葉に変えたりし、丁寧に説明、助言する必要があります
◆本人様からの信頼を得る
制度利用の相談や後見などを受認するに当たっては品位を保ち、専門職としての優位性を示さず、高齢者や障害者と同じ目線になり、相談しやすく、信頼されるように務める必要があります
◆財産の管理
本人様の多額の財産の管理業務については、預金通帳や重要な書類などは、できるだけ貸し金庫などに保管し、受任者個人の資産との区別を明確にした上での管理が求められます
◆業務の期間
長期間にわたる業務であることについて、成年後見制度は原則として、本人の死亡により終了となりますが、10〜20年と続くことも想定されます
そのため、本人様の人生に寄り添って行う仕事であることを忘れないことが大切です🍀