<行政法>不服申立て 行政不服審査法

行政法

今回は行政法の「不服申立て」について確認していきます


◆不服申立て
→行政庁の決定に対し、取消や変更を求める申立に基づき、行政庁が審理、裁断する手続きのこと
例えば、なぜ税金を支払うのか、また払い過ぎているのではないかといった場合などの国民の利益が不当に侵害されないようにするものです

あくまでも不満をのべる相手は行政庁であり、「第三者」ではないため、中立性や公平性を欠く場合もありえます


◆【行政不服審査法1条】
→行政庁の違法または、不当な処分、その他公権力の行使によって国民が簡易迅速かつ公正な手続きの下で広く行政庁に対して不服申立てをするための制度として定めています

この規定により、「国民の権利利益の救済」を図るとともに、「行政の適正な運用」を確保することが目的です


試験において、行政不服審査法は行政手続法、行政訴訟法に並ぶ大きなヤマの一つです
次回からは、この行政不服審査法についての中身を見ていきたいと思います✒️

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